21. テレビの経験をコンテンツ化する
【 西村綾子 STORY 21. 】
オンラインについて学び、自分がお伝えする側と、
自分が学ぶ側との両方の経験を積み重ねていくうちに、
あるオンラインサロンとの出会いがありました。
犬飼ターボさんがメルマガで紹介されていたことから興味を持ち、
ぜひ参加したくて申し込みをした、大川淳子さん主催のオンラインサロンです。
(興味のある方はそれぞれお名前で検索してみてくださいませ)
大川さんご自身の体験や経験を惜しみなく共有してくださったり、
サラリーマン家庭に育った私には全く縁のなかった、
様々な世界で活躍されている方のお話を伺えるなど、
素晴らしい刺激をいただいているこのサロン。
その中である時、
「全ての人に、何かしら人にお伝えすればお役に立てる経験や知識があるはず。
実験的にでもいいので、このサロン内でリリースして挑戦の場にしましょう」
というご案内があったのです。
これは、
「情報番組での経験を生かして何かお役に立てるコンテンツを」
と考えながら、何となく先延ばしにしていたのを実現化させる、良いきっかけかも!!
と、セミナーを組み立ててみることにしました。
1つ前のSTORY20でお話した、
「人前で話す苦手を手放す体質改善コーチング」も
私の経験から生まれたメソッドです。
けれど、これは情報番組での経験ではなくて、
司会者としての経験と私自身の性分が、
このメソッドの土台となっています。
このコーチングは息長く続けていきたい大好きなメニューですが、
それとは別に、テレビの仕事から学んだことを生かしたコンテンツを作りたかったのですね。
セミナー当日まで試行錯誤を繰り返し完成した、
そのセミナーのタイトルは、
「画面で伝える基礎の基礎」
コロナ禍となり、オンラインで
商品や情報やコンテンツを伝える方が急増する中で、
対面の時と同じような感覚で見せたり伝えたりしてしまうと、
画面上では伝わりにくくなってしまうことがあります。
パソコンやスマートフォンの画面上でも
伝わるように伝えるためには、
知っておくべき知識と技術があるのですね。
そしてこれはテレビの世界では当たり前に考えられていることです。
テレビの場合は、
スタジオや中継先などで行なっていることをカメラで映したものが、
観ている人のテレビ画面上に届くわけですけれど、
常に、
「テレビの画面上で伝わるように
見せたり伝えたりするにはどうすればいいだろう」
と考え続けて発信していた情報番組での経験を、基礎編としてまとめてみよう。
こうして90分間のセミナーを作成し開催したのが2021年の2月。
(ご受講いただきましたみなさま、ありがとうございました)
それをきっかけに、
日時を決めての開催だと都合が合わない方は参加ができないので、
講座を動画で作成してストックし、
ご都合の良い時にそこにアクセスしていただく形で、
カリキュラム化したコンテンツ作りたい!!
と考えるようになりました。
ところが、いざ自分で作ろうとし始めましたら、
そう簡単なことではなかったのです…。
オンラインセミナーの時の写真。
完全オリジナルの初めての内容をお伝えするのは、
ドキドキとワクワクが入り混じった緊張感でした。
【 22 】へ続きます